「しらす干」に“ふぐの稚魚”が混入…消費者が気づき販売店に連絡 混入していた場合は食べずに販売店へ連絡を【新潟市】
新潟市保健所は29日、新潟市江南区にあるひらせいホームセンター生鮮広場横越店内の川松食品横越店でふぐの稚魚が混入した白す干が販売されていたと発表しました。 保健所は手元にある場合は食べずに販売店に連絡するよう注意を呼びかけています。
11月23日から28パック販売
ふぐの稚魚が混入していた白す干を販売していたのは、新潟市江南区のひらせいホームセンター生鮮広場横越店内にある川松食品横越店です。 11月28日午後3時ごろ、担当者から「店舗で小分けして販売した白す干にふぐの稚魚と疑われるものが混入していた」などと保健所に連絡がありました。 市保健所によりますと、28日に商品を購入した消費者から販売店に連絡があったということです。 商品は11月23日から28日まで28パック販売されていました。市保健所は手元にある場合は食べずに販売店に連絡するよう呼びかけています。
ふぐの混入に厳重注意を
ふぐの有毒部位を食べた場合、食後20分から3時間程度の短時間でしびれや麻痺症状が現れます。麻痺症状は口唇から手足、全身に広がり、重症の場合には呼吸困難で死に至ることもあります。 市保健所は、鮮魚を取り扱う人に対し、出荷する際やパック詰めする際は、目視等で十分に確認し、ふぐの混入が発生しないよう厳重に注意するよう呼びかけています。