ホンダ Gold Wing Tourが8年振りの首位獲得!「リセール・プライス」ランキング発表
バイク業界のよりよい未来を考え、新しい価値を調査し、分析した内容を広く社会に発信することを目的に活動を行う「バイク未来総研」は、2023年9月~2023年11月の期間を対象に、「再び売却した際、高値の付くバイク」=「“リセール・プライス”の高いバイク」上位10車種を『Bike Life Lab supported by バイク王』にて発表した。 【画像】排気量別リセールプライスランキングなど関連画像をギャラリーで見る(9枚) 47回目となる今回は、ホンダ・Gold Wing Tourが95.8Ptで首位に輝いた。同車が首位を獲得するのは、2015年5月発表の第12回リセールプライスランキング以来となる。 2位以下にはホンダ・リード125、ホンダ・X-ADV、ホンダ・ADV160、カワサキ・ELIMINATORがランクイン。いずれも1位との差は10ポイント以内となっている。
ランキングのトップは、長距離旅の心強い味方「Gold Wing Tour」
バイク未来総研は1月16日、2023年9月~2023年11月の期間を対象に、“リセール・プライス”の高いバイク上位10車種を発表。47回目となる今回の「リセール・プライス」ランキングは、「ホンダ・Gold Wing Tour」が首位に輝いた。Gold Wing Tourが首位を獲得するのは2015年5月発表の第12回リセールプライスランキング以来となる。 Gold Wingシリーズは1970年台に「GOLDWING1000」として発売されてから現在に至るまで半世紀近く世界中で愛され続けているシリーズ。そんな歴史あるGold Wingシリーズの最新モデルである「Gold Wing Tour」は1833cc水冷4ストローク水平対向6気筒のエンジンを採用したモデルだ。 2021年モデルから電子制御式の変速機構のDCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を標準搭載し、4種類から選択可能なライディングモードも採用しているためシルキーでパワフルな走りを実現。 積載容量についてはサドルバッグやリアトランクなど全て合計すると121Lの大容量となり、3泊4日2人分相当の荷物を収納することを想定したサイズ感となっている。シートはまるでソファのようなゆとりあるサイズ感となっており、クルーズコントロールや電動スクリーンを採用することで長距離走行時の快適性を高めている。 また、重量のある車体の取り回しを楽にする微速前進後退スイッチを始め、スマートキー・スマートフォン対応機能・電熱シート・オーディオ機能・二輪車用のエアバッグシステムなどの装備も搭載し、快適性において4輪に匹敵するのではないかと思えるほどの豪華な装備を採用。長距離ツーリングの快適性において右に出るモデルは少なく、絶対的な地位を確立しているホンダのフラッグシップモデルだ。 ────────── 環境にも優しいスクーター、リード125が総合2位に。2023年に新登場したELIMINATORは5位にランクイン ────────── 今回総合2位を獲得したホンダのリード125は、前回の第46回より排気量別ランキングで1位を獲得。今回は排気量別ランキングで2位と11.1Pt差をつけて、ダックス125やモンキー125などの人気車種を抑えての1位獲得となった。 また、5位にランクインしたのはカワサキの「ELIMINATOR 400」。過去の集計上、新発売されたバイクは、リセールポイントが100Ptを超え上位にランクインするケースもあったが、2023年モデルとして新登場のELIMINATOR 400は86.6 Ptとなり、総合ランキングでは5位という結果になった。 これは新車の供給が安定してきてたことで、プレミア価格が付きにくくなったことが要因と思われる。