橋下徹氏 3回目の大阪都構想「新生維新でチャレンジ期待」 “勝つまでジャンケン”の指摘も
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が11日にX(旧ツイッター)を更新。いわゆる大阪都構想について言及した。 【写真】大阪都構想が否決され頭を下げる橋下氏 日本維新の会の馬場伸幸代表は9日配信のインターネット番組で、大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」の3回目の挑戦に意欲を示した。馬場氏は「個人的には、大阪都構想はやらなければならない」とした上で「地方を自立させる議論を惹起(じゃっき)するために必要だ」と述べた。 大阪維新の会の吉村洋文代表も10日、記者団に対し「大阪都構想については維新議員が強い思いを持っている」と発言。「政治なので何が起こるかはわからない」と含みを持たせた。 大阪都構想は2015年、2020年に大阪市民の住民投票で否決されている。 橋下氏は3回目の大阪都構想挑戦について「維新国会議員がいったい大阪都構想を進めるにあたってどんな役割を果たすのか。大阪都構想を進めるにあたっての苦労や困難は、国会議員には想像することもできないはずだ。永田町での飲み食いの時間があるなら、本気で大阪都構想のプロセスについて勉強すべきだ」と私見。 続くポストでも「今回の政治資金規正法改正案など鼻で笑って吹き飛ばすくらい、古い政治のやり方や考え方を完全に改めた新生維新で、大阪都構想にチャレンジしてくれることを期待しています」などと、投稿している。 なお、大阪維新の会の横山英幸幹事長(大阪市長)は大阪都構想について「組織的に方向性を協議している状況ではない」と白紙を強調。ネット上では「ぜひ挑戦して欲しい」といった声から「勝つまでジャンケン」といった指摘まで、様ざまな声が飛んでいる。
東スポWEB