『悪い夏』ティザービジュアル ©2025 映画「悪い夏」製作委員会

　北村匠海が主演を務める映画『悪い夏』が2025年3月20日より全国公開されることが決定し、あわせてティザービジュアルと超特報映像が公開された。 【写真】「自分が一番没頭できるのがお芝居と音楽」と語る北村匠海 　本作は、第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、累計18万部以上を売り上げた染井為人の同名小説を原作に、真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木が、ふとしたきっかけでとんでもない犯罪行為に巻き込まれていくサスペンスエンターテインメント。『ビリーバーズ』『女子高生に殺されたい』の城定秀夫が監督を務め、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した向井康介が脚本を担当する。 　主人公・佐々木役を務めるのは、映画『東京リベンジャーズ』シリーズやNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』に出演し、2025年春から放送予定のNHK連続テレビ小説『あんぱん』にも出演が決定している北村。 　城定監督作品初出演となる北村は「城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました」と出演を熱望していたことを明かし、「それが『悪い夏』で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました」と語った。さらに「優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」とコメントを寄せた。 　公開されたティザービジュアルには、ビビットカラーのビニールプールとは対照的に、ナイフを片手にまっすぐな視線を投げ、その瞳の奥に闇が感じられる佐々木（北村匠海）が写し出されている。 　さらに、佐々木が独白する超特報映像も公開。勤務先の役所の窓口で、闇に堕ちきった表情の佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる姿が映し出されている。 北村匠海 コメント 城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが『悪い夏』で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。