牛タンとネギの最強コンビが旨い! すた丼屋の「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」を食べてみた
続いては、牛タン。こちらもそのまま食します。肉は薄いけど柔らかさの中にしっかりと食感が残り、こちらもちょうどいい塩加減がタンの旨みを引き出してきます。豚タンばっかり食べているせいで、明らかに異なる牛の味わいに図らずも感動してしまいました。
両者の肉味を確認したところで、次は「すたみなねぎ塩だれ」をチェック。箸で取りペロッとひと口……。思ったほど塩味とねぎの辛味が強くありません。よく見たら青ネギだけじゃなくて、刻んだ玉ねぎも入っています。ほのかに柑橘系の酸味と旨みが来るあたり、レモン汁とニンニクが隠し味としてブレンドされている感じです。 それでは豚トロに軽く乗せていただいてみます。これは合う! 塩だれの味わいが豚トロの美味しさに重なり、ウマさが格段にアップします。これだけ美味しいなら、牛タンの方もさぞかし美味しくなるのでは…うーん、ビンゴ! 牛タンと一体になるだけでなく、ねぎの食感がアクセントになって美味しさがワンランクもツーランクもアップします。 その後は、もちろんノンストップ。白髪ねぎと一緒にパクパク、豚トロに七味を振ってパクパク(ちょっとかけすぎたくらいがちょうどよい)、牛タンには多めにねぎ塩だれを乗せて白飯と一緒にガツガツと、欲望の赴くままに食べ進めてあっという間に完食。ウマかった~。ごちそうさまでした!
まとめ
すたみなねぎ塩だれの美味しさアップのアシストがとにかく強力。豚トロも牛タンも、塩だれを付けて食した後は肉単独で食べると味に物足りなさを感じてしまい、小鉢に塩だれを残すことなく最後の1枚まできっちり纏わせて食べ切るに至りました。 合計で約150gもあれば余裕でご飯を消費できるだろうと思っていた肉の量ですが、序盤で肉だけで多めに食べてしまったせいもあって、終盤は肉1切れに対してご飯をふた口も3口も頬張る羽目に。それはそれで美味しかったんですが、肉が足りなくなる事態は避けたいなという方は、派生メニューの「唐揚げ合盛り」(1480円/税込)や「すたみなメンチカツ合盛り」(1480円/税込)、牛タンと豚トロが約2倍の「肉W盛り」(1780円/税込)で、思う存分ご飯をかっ食らうのが最善手でしょう。 食べ始めから食後の余韻に至るまで、満足できること間違いなしの「牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼」。ぜひ早めに最寄りのお店へ向かって、大歓喜の舌鼓を打ち鳴らしてみてください!
●DATA 牛タン豚トロすたみなねぎ塩焼肉丼 期間:2024年2月1日(木)~ ※期間限定・なくなり次第販売終了 販売:一部店舗を除く全国の『伝説のすた丼屋/名物すた丼の店』
撮影・文◎河西まさあき