BSテレ東、“視聴率にとらわれない”改編で「視聴者の“見たい”を積極的に取り入れる」 初4Kで映画『釣りバカ日誌』も
BSテレ東が5日、都内で「2024年4月クール編成説明会」を開催。改編について編成部長の峯岸岳氏が登場し、新たな戦略について説明した。 【写真】「本マニア向け」新番組を笑顔でアピールした鈴木保奈美 同局は4月から、「セグメント・マスメディア戦略」を展開。月曜から金曜の夜9時から10時について、年齢層を考えず特定のジャンルやテーマに興味・関心を強く持つ視聴者をターゲットとするゾーンに設定した。峯岸氏は「BSテレ東も少なからず視聴率低下の影響を受けているものの、ザッピングは少ない傾向。視聴率にとらわれず、視聴者の“見たい”を積極的に取り入れる」と解説。今回の改編率58.1%(GH)について「ここ数年では大きな改編」と力を込めた。 夜9時から10時までの「戦略ゾーン」では、同ゾーンで唯一の新番組『あの本、読みました?』(毎週木曜 夜10:00)を放送。鈴木保奈美を起用し、本好きに向けたマニアックな情報をあつかう。 また同局の看板番組『日経ニュース プラス9』は、メインMCに八木ひとみアナウンサーを起用。『となりのスゴイ家』は、初めて家の購入を検討しているファミリー層を狙う。さらに土曜の18時30分からは、映画『釣りバカ日誌』を初の4Kデジタルリマスター版で放送する。 この日の説明会は、司会をテレビ東京の角谷暁子アナウンサーが務め、新番組『あの本、読みました?』の鈴木保奈美も登場。プロデューサーのBSテレビ東京制作局制作部長の林祐輔氏が新番組について解説した。