「岡山とりめし」初代王者 イベントで販売へ 岡山市中心部8、9日、唐揚げに甘辛いたれ
岡山の新たなご当地グルメとして売り出し中の「岡山とりめし」。昨秋初開催された「とりめし―1グランプリ」で、初代王者に輝いたとりめしが8、9日、岡山市中心部で肉をテーマに開かれる食イベント「イート アップ オカヤマ」で販売される。 初代王者・焼き鳥ムゲン(岡山市)のとりめしは、岡山県産鶏肉の唐揚げを薄切りにしてご飯の上に並べ、甘辛いたれをかけている。とりめしの定番スタイルの味が支持を集め、県内飲食店11店が競い合ったグランプリを制覇。終了後は系列の一部店舗のみで提供してきた。 岡山とりめしのPRは、飲食店経営者らでつくる岡山飲食業協同組合が昨年から取り組む。「イート アップ オカヤマ」(同市北区幸町の下石井公園、8、9日とも午前11時~午後5時)は組合が運営を担当し、企画した。1食600円。 店の経営者で組合の副理事長も務める秋田智紀さん(47)は「多くの人に岡山とりめしの魅力を伝え、ブランド化を進めたい」と意気込む。 山陽新聞社は地域の課題解決や魅力創出を図る「吉備の環(わ)アクション」として、岡山とりめしを発信する取り組みを報道している。