Snow Man「紅白出演なし」でメンバーの大河出演と紅白司会も消滅? NHKとの“決別”にファン賛否
「第75回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が19日発表された。出場歌手の中に、STARTO ENTERTAINMENT社所属のタレントの名前はなく、同社所属グループの紅白出場は2年連続でゼロとなる。 【写真】Snow Man渡辺翔太と匂わせ?"距離が近すぎる"女優・北香那に旧ジャニファン複雑心境 NHKは旧ジャニーズ事務所創業者で、2019年に死去したジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、昨年9月にSTARTO社所属タレントへの新規の出演依頼を当面見送る方針を発表し、関連番組も打ち切った。 だが今年10月16日、NHKの稲葉延雄会長は、被害者補償問題と再発防止対策を評価したとして「本日をもって制作現場の判断で、契約再開が可能といたします」と表明。ところが、その4日後の同月20日にはNHKスペシャル「ジャニー喜多川"アイドル帝国"の実像」で、旧ジャニーズ事務所の性加害問題を再検証する内容の番組を放送した。 ■宮舘涼太と深澤辰哉の“夢”はどうなる? 「NHKとしては、旧ジャニーズ事務所との癒着や性加害の場所を提供していたという疑惑に対する禊のつもりでNスペの放送を決意した側面が強いと思います。一度リセットし、その上で改めて、STARTO社への紅白出場オファーに臨んだことが伺えますが、STARTO社としてはNHKとのパワーバランスを保つだけでなく、『紅白には出ないで欲しい』というファンの意向を尊重しつつ、簡単に紅白に出場しないことで所属グループの価値を下げないという意図もあったと考えられます」(芸能関係者) 紅白出場に固執すべきではないという意見がある一方で、NHKと良好な関係を築くことは、STARTO社にとっても重要だと見る向きもある。 「今年の紅白出場が有力視されていたのがSnow Manですが、メンバーの宮舘涼太さんは『大河に出ること』を夢として掲げていることはファンの間でも知られています。10月17日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』にグループのMC担当である深澤辰哉さんも、紅白歌合戦の司会に興味があるかを聞かれ、『やってみたいって気持ちはホントにあります。すごい光栄なことですし』と、MCとしては夢の舞台であると言及していました。メンバーの大河ドラマ出演や紅白司会の夢など、国民的アイドルグループを目指すのであれば、やはりNHKとの決別はグループとしても不利益につながる可能性もあります」(芸能ライター) 実際、21年度後期の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」出演の松村北斗(29)や、22年度後期の朝ドラ「舞い上がれ!」に出演の目黒蓮(27)は、朝ドラ出演を機に、年配層を含む幅広い層からの認知度が上がっている。 「Snow Manは、昨年大晦日にYouTubeで行った生配信が大好評だったため、今年もファン向けの配信ライブなどを期待するファンも多いですが、2年連続紅白への出場がないことで、大河や朝ドラ出演の可能性が潰えてしまうことへの懸念だけでなく、《国民的アイドルを目指す彼らが、紅白でパフォーマンスしている姿を家族みんなで見たかった》と紅白辞退が必ずしもベストな選択とは限らないという冷静なファンの意見もあります」(同) 紅白に出演せずとも、Snow Man人気にあやかる形で今後、朝ドラや大河の出演オファーの可能性は十分に考えられるが、今回のSTARTO社の決断がSnow Manメンバーの活躍を狭めることにならないことを祈るファンもいることを忘れずに。 ◇ ◇ ◇ 目黒蓮ファンはSnow Manの紅白不出場よりも結婚の行方の方が気がかりだろう。【あわせて読む 】「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」…もご覧ください。