「間違いを犯した」オコン、僚友とのモナコGP1周目接触に反省の弁&誹謗中傷に傷心…懲罰欠場のうわさも「カナダでレースを…」|F1
「日曜日、1周目の事故の責任は僕にある。リタイアしたにもかかわらず、僕たち全員にとって厳しいシーズンのスタートとなった中、チームがポイント(ガスリーは10位入賞)を加算してくれて、嬉しく思っている」 「僕はピエールをチームメイトとして、また競争相手として尊敬している。僕らはチーム内で常に協力的かつ、プロフェッショナルとして一緒に働いてきたし、これからもそうあり続けるだろう」 「F1ではリスクなしに報酬は得られない。レースのスタートは緊張感に満ちており、モナコではオープニングラップが最終結果を左右することもある。だからこそ、モンテカルロはさらに緊張感が増していた」 「結局のところ、僕らはみんな競争者であり、フィールド全体でのハードでフェアなレースこそがこのスポーツを素晴らしいものにし、僕がこのスポーツを愛している主な理由なのだと思う」
オコンは「モントリオールで素晴らしいカナダのファンの前でレースすること、そして将来待ち受ける刺激的な機会を楽しみにしています エステバン」と文章を締めくくり、次戦カナダGPでの出場を希望していると公言した。 モナコGPでは1周目ターン8でガスリーとの接触を引き起こし、オコンは赤旗直前にレース続行不可能となった。一方でオコンに接触されたガスリーは「一体何をやっているんだ!」と無線で怒りをあらわにしながらも、レース再開後は粘りの走りを続け、今季初入賞の10位フィニッシュを果たしている。 アルピーヌのブルーノ・ファミン代表はあわや同士討ち&Wリタイアに直結するような、無理な攻めを見せたオコンに対して激怒し、レース後には「チームとして内部でこのインシデントについて検証する。チームに危害が加わる状況を避ける必要がある」と発言。次戦、カナダGPではオコンを懲罰として欠場させるのではないかとも言われている。 なお、オコンはガスリーとの接触を引き起こしたことにより、次戦での5グリッド降格がスチュワードから科されている。 アルピーヌのリザーブであるジャック・ドゥーハンにF1デビューの機会があるのではないかとの話もあるが、果たしてオコンは次戦モントリオールでグリッドに着くのだろうか。 オコンは反省の言葉を述べたうえで次戦もレースに参加したいと明言したが、アルピーヌ上層部がどのような判断を下すのが注目される。