暇空茜が都知事選出馬 キャラクター“琴葉茜”の権利元「特定の思想には一切関知しない」
暇空茜の言動や政治的活動は、琴葉茜の二次創作ガイドラインに反するか
エーアイ社が制定した琴葉茜の「キャラクター使用ガイドライン」には、使用許諾に関して以下のように明記している。 > 第2条(使用許諾) > (中略) > 2.前項の定めに拘わらず、本キャラクターは、次の態様での使用をしてはならないものとします: > ①当社、本製品又は本キャラクターの評価・評判・イメージを著しく損なうような態様での使用。②公序良俗に反するような態様での使用。③当社又は当社が認めた者による提供である(当社の「公認」や「公式」を謳う態様での使用を含みます)との誤解を招く可能性のある態様での使用。④他者の権利を侵害し、又はそのおそれがある態様での使用。 > キャラクター使用ガイドラインより抜粋 琴葉茜に類似したキャラクターを使用する水原清晃さんの言動や政治的活動については、琴葉茜の評価・評判・イメージを損ない、キャラクター使用ガイドラインに反しているのではないかと、長らく議論を呼んでいる(※)。 ※例えば、アメリカの漫画『ボーイズ・クラブ』のキャラクター・ぺぺは、インターネット上の二次創作を通じ、白人至上主義者やオルト・ライト(オルタナ右翼)を象徴するヘイトシンボルになったケースがある。 一方、水原清晃さんは、当該のキャラクターはオリジナルキャラクターであり、その声については「ボイスチェンジャーで変成した声」であると主張を続けている。
エーアイ社、ガイドライン違反の問い合わせは「個別に回答できない」
今回発表された声明の中、エーアイ社は、自社キャラクターおよびそれに関する情報の使用について「キャラクター使用ガイドライン」を遵守するように、改めてユーザーに呼びかけ。 その上で「キャラクターの適切な管理・運営のため、お問い合わせいただいた内容につきましては適宜調査の上、キャラクター使用ガイドラインに則りながら、当社の裁量により、厳正に対処して参ります」と強調した。 一方、「判断基準や個々の使用方法のガイドライン違反該当性についてお問い合わせ頂いても、個別に回答はいたしかねます」とも表明。 KAI-YOUも水原清晃さんの都知事選出馬に際し、暇空茜さんの言動や政治的活動は「キャラクター使用ガイドライン」に違反している可能性はないのか、エーアイ社に問い合わせを行っていたが、現在時点での回答はない。
KAI-YOU編集部