阪神 若手野手陣がヤクルト・石川の術中にハマる 井上「初球がすべて」野口「今までとは違う」小野寺「一番ダメ」
「オープン戦、ヤクルト1-0阪神」(24日、ANA BALL PARK浦添) 阪神の若手有望株がヤクルトのベテラン左腕・石川雅規投手の術中にはまった。 【写真】バットを折られる野口 ぷ~っと口を尖らせる 通算185勝の44歳が先発。まずは小野寺が泳がされて、遊ゴロに倒れた。「ああいうアウトの形が一番ダメな形だと思う。それを次に対戦する時に修正できれば」。昨季は2打数1安打だったが、この日は仕留められず。シーズンでの再戦でリベンジを果たしたい。 野口はライナー性の打球を飛ばしたが、好守にも阻まれて右飛。「今までとは違う(球の)速さの投手。そういう投手もいるので、対応していかなきゃいけない」と今後の成長につなげると誓った。 井上は低めの変化球を振って、空振り三振。「何球も甘い球は来ない。今日だったら、初球のファーストストライクが全てだったかなと思う。もっと準備の中で何かを変えて、ゲームに臨めればなと思います」と反省した。 この日は石川が2イニングを投げたが、安打を打てずに2三振。試合を通しても1安打に抑えられた。