山陰道で新たに12・9キロ開通、大田・静間道路と静間・仁摩道路 島根県庁と浜田市役所間の所要時間が10分短縮
山陰道大田・静間道路(5キロ)と静間・仁摩道路(7・9キロ)が9日、開通した。大田中央・三瓶山IC(インターチェンジ、島根県大田市久手町)と仁摩・石見銀山IC(同市仁摩町)を結ぶ。国土交通省松江国道事務所によると、島根県庁(同県松江市)と浜田市役所間の所要時間が約10分短くなる。通行無料。 【写真・地図】新たに12・9キロ開通した山陰道 大田市であった開通式典には、国や県、周辺市町の関係者たち約270人が出席。楫野弘和市長はあいさつで「救急搬送時や災害時など『命の道』として大きく前進する」と期待を寄せた。事業費は約844億円。 新設された大田静間IC(同市静間町)では地元児童も参加しテープカット。車約40台が大田中央・三瓶山ICまでパレードした。午後5時に一般車両の通行が始まった。
中国新聞社