映画『花まんま』鈴木亮平×有村架純“兄妹”とりまく人々を写す場面写真公開
鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する映画『花まんま』(2025年4月25日公開)より、妹のために奮闘する兄・俊樹(鈴木)と秘密を抱える妹・フミ子(有村)のほか、兄妹をとりまく人々との関係性が垣間見えるシーンを収めた場面写真5点が到着した。 【写真】映画『花まんま』鈴鹿央士、ファーストサマーウイカらが写る場面カット 原作は、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹(きょうだい)の不思議な体験を描いた物語だ。表題の「花まんま」とは、子どものままごと遊びで作った“花のお弁当”を意味し、大切なひとへ贈り届けるキーアイテム。初版からおよそ20年を経て映画化され、2025年春に劇場公開される。 早くに亡くした両親との約束を守るため、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・加藤俊樹を鈴木亮平が演じ、俊樹の妹で、間もなくの結婚を控えながら、ある<秘密>を抱えるフミ子には有村架純がふんする。 そのほか、フミ子の婚約者で、動物行動学の助教・中沢太郎役に鈴鹿央士。俊樹の幼なじみで、お好み焼き屋の看板娘である三好駒子役にファーストサマーウイカ。そして、主人公兄妹とは不思議な縁で結ばれ、フミ子の抱える<秘密>にも関係している繁田家の父・仁役を酒向芳、長男・宏一役を六角精児、長女で宏一の妹・房枝役をキムラ緑子が演じる。監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『そして、バトンは渡された』などコメディから感動作まで幅広く手掛けるヒットメーカー、前田哲。 今回到着した場面写真は5点。兄・俊樹(鈴木)と幼なじみの駒子(ファーストサマーウイカ)がカウンターでお酒を楽しむシーンや、妹・フミ子(有村)とその婚約者の中沢太郎(鈴鹿)が仲睦まじく並んで微笑む姿など、温かみのある彼らの日常が写し出されている。 そのほか、結婚式を目前に控えたフミ子が、満開のツツジに囲まれながら真剣な眼差しでどこかを見つめる場面や、繁田家の父・仁(酒向)、長男の宏一(六角)、長女の房枝(キムラ)がフミ子とともに笑顔で写真に納まる、フミ子の<秘密>が垣間見えるカットも。さらに、自身の幼い頃の「記憶」がふと蘇り、フミ子が隠している<秘密>へと近づく俊樹が、たった一人の妹を守ろうと必死な表情で走る姿も収めている。 果たして、フミ子の<秘密>とは一体何なのか。俊樹は両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を果たすことができるのか。家族愛や兄妹の絆を丁寧かつ繊細に描いた心温まる本作に期待が高まる。 映画『花まんま』は、2025年4月25日より全国公開。