熱海特産ダイダイ使ったクラフトビール販売 早摘み種使う
熱海特産ダイダイを使ったクラフトビール「ATAMI HAYAZUMI DAIDAI WHEAT(熱海ダイダイ早摘みウイート)」の販売が11月27日、天神酒店(熱海市咲見町)で始まった。(熱海経済新聞) 【写真】完成した「ATAMI HAYAZUMI DAIDAI WHEAT」(関連画像2枚) ビール醸造所「Yellow Monkey Brewing(イエローモンキーブリューイング)」(横浜市)が製造販売する同商品。ダイダイの生産加工や販売を手がける「シトライカンパニー」(西熱海1)が管理する熱海・上多賀の畑で10月に収穫した早摘みダイダイを使う。 同商品は11月中旬に約500リットルを製造した。缶のラベルには、「シトライカンパニー」代表で農家の岡野谷伸一郎さんが畑で作業をする後ろ姿をデザインした。価格は1本770円。 天神酒店店主の鈴木宜志さんは「今年は早摘みのダイダイを使っているので爽やかな酸味がおいしい」と話す。 来年2月には、完熟のダイダイを使ったビールの販売も予定する。岡野谷さんは「シーズンや収穫のタイミングによって異なる味を楽しめるのがクラフトビールの面白さ。全国で熱海のダイダイを知ってもらうきっかけになってほしい」と期待を寄せる。
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