【西武】3度目の5連敗で借金は最多19 渡辺久信GM兼監督代行「イヤな雰囲気を変えたい。救世主が出てこないか」
◆日本生命セ・パ交流戦 阪神5―1西武(7日・甲子園) 流れを呼び込めない。今季初先発の与座が4回までに2失点。5回に代打・長谷川の適時打で1点差に迫るも、6回に登板した田村が味方の失策もからんで3点を失った(自責点0)。今季3度目の5連敗に渡辺久信GM兼監督代行は「連敗同士のチーム。序盤に主導権を握りたかった。余分な点を序盤に与え、どうしても後手後手に回っている」と振り返った。 阪神と同じ8安打を放ちながら1点止まり。「連敗中は、ほとんど5回くらいまで淡々といってしまっているところがある。やはり序盤にチャンス作って得点して、いい流れを持っていきたい」と監督代行。3日連続で3番に栗山、4番に中村剛を置いたが奏功せず。「大ベテランに頼ってはいけないところはあると思うが、現状を考えた時に2人が打線にいないというのはちょっと考えられない」と40歳コンビに期待をかけつつ「このイヤな雰囲気を変えたい。救世主が出てこないか」と若手の奮起に期待をかける。 借金は最多の19にふくらみ、連敗ストップをかけて8日の先発を務めるのは今季勝ちなしのエース高橋。「もう一人で投げ切るつもりでいってほしいと思います」と完投指令を出した。
報知新聞社