「夏だから省エネ…とか考えていない」3連敗中のJ1アビスパ福岡が原点回帰、激しいプレスからカウンターで勝つ！ 7日湘南戦
J1アビスパ福岡は7日、アウェーで湘南と対戦する。リーグ戦3連敗で迎えた約3週間の中断期間、長谷部茂利監督はこの期間を生かして攻守とも再整備した。「自分たちが今まで積み上げてきたところをもう一度やっていく」。原点回帰し、激しいプレスからのカウンターを磨いて再加速を図る。 ■【写真】全体練習を終え、本当に暑そうに選手と笑顔で話す長谷部監督 福岡は一時2位と勝ち点3差の6位につけたが、7月の3試合で1得点しかできずに3連敗。勝ち点35の8位で、目標とする6位C大阪を勝ち点2差で追う。 中断前はより主導権を握ろうとパスをつなぐ攻撃を試みたが、長谷部監督は「内容は少し上がったとはいえ、有益ではなかったので見直した」と説明した。 相手より運動量を求めるだけに、猛暑が続く夏場はタフな戦いとなる。それでも長谷部監督は「夏だから省エネでやるとか、そういうことはあまり考えていない。相手を上回る運動量や技術がないと自分たちは結果を出せていけないのだから」と強調した。 J1リーグ最多のスプリント回数（501回）を誇る岩崎悠人も「シンプルにやることが強み。本当に走らないといけない」。敵地で相手より駆け回り、4試合ぶりの勝利をつかむ覚悟だ。 （末継智章）
西日本新聞社
