首里城正殿「金龍」を公開 国王専用の「手すり」も
再建工事が進む首里城正殿の正面部分に設置される2体の龍の彫刻が公開されました。 首里城正殿の顔・唐破風を支える向拝柱の奥に潜む2体一対の「金龍」。 【写真を見る】首里城正殿「金龍」を公開 国王専用の「手すり」も 高さはおよそ1・3メートル、埼玉県産のクスノキが使用され鋭く高らかに突き出された腕の部分は県産クスノキで作られています。 ▼金龍の制作を担当・儀保克幸さん 「柱に取り付く形はすごく大変でなおかつ金龍の動きを3次元の中で彫らなくてはいけないのですごく気を使って彫りました」 今後、金箔と漆を施し正殿への設置は来年4月から5月頃を予定しています。 また、この日は県産のイヌマキで作られた国王専用の階段の「手すり」も搬入され、来年2月頃に設置される見込みです。
琉球放送