ドーブネがヴェルサイユリゾートファームで乗馬に セカンドキャリアの大目標は引退競走馬の馬術大会RRC出場!
キャピタルSなどオープン級3勝を挙げ、15日付で競走馬登録を抹消したドーブネ(栗東・武幸四郎厩舎、牡6歳)が、北海道・日高町のヴェルサイユリゾートファームで引退馬として第2の馬生を送ることが16日、分かった。 昨年11月のキャピタルS17着がラストランとなり、通算18戦6勝。1月中に同ファームに移動し、今後は乗馬を目指してリトレーニングを行う予定だ。 ドーブネは、〝ウマ娘〟でおなじみの株式会社サイバーエージェント社長の藤田晋氏がオーナーで、2021年5月の千葉サラブレッドセールで同セール史上最高となる4億7010万円(税抜き)で落札されたディープインパクト産駒。藤田オーナーにとって21年9月の新馬勝ちは初勝利となっただけに、思い入れの深い愛馬に幸せな余生を送ってもらいたいと、タニノギムレット、ワンダーアキュートなど多くの引退馬が暮らすヴェルサイユリゾートファームに繋養されることが決まった。 同ファームの岩﨑崇文社長は本紙の取材に「今後は馬の状態を見ながらリトレーニングを始めて、RRC(引退競走馬杯)の出場を目指していきたいと思います。馬の人生としてはもちろん、馬術の魅力に興味を持ってもらえるような存在になってくれたら」と期待する。 環境が落ち着き次第、同ファームでの展示も予定。ドーブネもファンとの〝再会〟を楽しみにしているはずだ。
【関連記事】
- 「馬は一緒に働くビジネスパートナー。お荷物とは言わせたくない」 名馬たちの個性をプロデュースし、引退馬ビジネスに革命を起こすヴェルサイユファームを訪ねて(前編)
- 「引退馬って呼び方もやめたい。引退しても馬の人生に終わりはないから」 名馬たちの個性をプロデュースし、引退馬ビジネスに革命を起こすヴェルサイユリゾートファームを訪ねて(後編)
- ヴェルサイユリゾートファームの岩﨑崇文社長と馬術選手の高田茉莉亜さんがホース婚
- 名馬ワンダーアキュートが描いた絵画がオークションで100万超え!
- 種牡馬引退のワンダーアキュートが新天地のヴェルサイユリゾートファームに到着! Yogiboで遊ぶキュートすぎる最新ショットを入手