秋元康がプロデュースする"昭和歌謡男性グループ"が誕生! メンバーは元Jリーガーに料理研究家、付き人経験者など個性派揃い!
■落ちたオーディションは200回以上。タレントの付き人をしていた時期も「やっと努力が報われた」 アメリカでモデルや俳優として活動していた経験がある山本佳志(35歳)も、これまでに200回以上のオーディションに落ち続けた過去がある。「高校卒業後にアメリカの大学に行き、モデルや俳優を目指してハリウッドにある芸能事務所に所属していました。あるオーディションで『10キロ以上痩せてほしい』と言われ、1カ月で一気に落としたら、大手飲料メーカーのモデルに抜擢されたことがありました。『このままうまくいきそうだ!』と思ったのですが、その後はオーディションに落ちる日々......。 日本に帰国した後も芸能活動は続けましたが、並行してタレントの運転手兼付き人としても働き生計を立てていました。SHOW-WAに合格したときは信じられなくて半信半疑でしたが、今までの努力が報われたんだと思い、素直に嬉しかったです」 一方、女性審査員の人気No1に選ばれ、歌声の評価も高い塩田将己(32歳)は、大学生のときに大手事務所のボーカル部門で優勝したものの、自らその道を閉ざしていた。「歌手になりたい気持ちはありましたが、大学まで進学させてくれた両親の気持ちを考えるとどうしてもその道を選ぶことができませんでした。だから同級生と同じように就職活動をして、内定をもらった大手企業に就職。でもやっぱり諦められなくて、25歳以上でも受けられるオーディションを探していたら、今回のプロジェクトに出会ったんです」 塩田さんとともに、歌唱力でチームをリードしているのが男性ボーカルグループSOLIDEMOでサブリーダーを務めていた向山毅(35歳)だ。 「SOLIDEMOのときはクールなかっこよさを意識していましたが、SHOW-WAではドリフターズさんのようなコミカルな昭和のエンタメ要素がポイントになります。今までと歌い方も雰囲気も全然違うので、昭和の大スターたちの踊り方や立ち振る舞い、ポーズなどを研究して取り入れるようにしています」 元Jリーガーの青山隼(36歳)は歌もダンスも未経験でぎこちないながら、「不慣れなところがかわいい」と評判だ。 「Jリーグで9年間プレーしてきたので、体力や体幹には自信があります。でも歌やダンスは他のメンバーに全然ついていけなくて、どんくさいと言われます(笑)。ひたむきに頑張るので、成長していく姿を見守ってもらえたら」