京都サンガ リーグ首位の広島に敵地で26年ぶりの勝利!
サッカー、J1の京都サンガは、リーグ首位の広島に敵地で26年ぶりの勝利を収め、J1残留への大きな勝ち点3を積み上げました。 サンガはこの試合・出場停止のゴールキーパー、ク・ソンユンに代わり、もう一人の守護神・太田岳志が先発するなど、前節からスタメン4人を入れ替え、リーグ優勝を狙う首位の広島に挑みました。 前半16分、サンガはピンチを迎えます。 奪われたボールを一気に前線に運ばれると、ペナルティエリア内のクロスから至近距離でシュートを打たれます。 しかし、今シーズン2試合目の先発出場となった太田の素早い反応でゴールを割らせません。 広島は5月にホームで対戦し、0対5と大敗した相手。 しかし、この日は半年間の成長を感じさせる集中力で、相手の攻撃をしのぎます。 そして前半33分、サンガにチャンス訪れます。 平戸のクロスが原に通りますが、これは相手ゴールキーパーの好セーブに阻まれます。 お互い一歩も譲らな緊迫した展開の中、試合が動いたのは後半17分、右サイドを駆け上がった福田の右クロスに反応したのは平戸。 右足を振りぬきネットを揺らします。 【声】京都サンガ MF 39 平戸太貴選手 「自分の狙い通りのコースにシュートをきめることができたので、良かったです」 平戸の今シーズン2得点目となるゴールでサンガが先制します。 その後は選手を入れ替えながら、守備を固め、総得点でリーグ最多を誇る広島の得点を封じます。 そして1点のリードを守り切ったサンガが勝利し、半年前の借りを返しました。 【声】京都サンガ MF 39 平戸太貴選手 「チーム全員が京都サンガはこんなチームじゃない、もっとやれるんでということを示そうという思いをもって、このゲームに臨めましたし、それがこの結果に表れたと思います」 【声】京都サンガ チョウ監督 「技術・戦術・相手への対策・戦う気持ち。 全てパーフェクトだったと思いますし、力のある広島相手に過去3年間歯が立たない試合を続ける中で、心が折れそうになったときもありますけど、前期にあれだけ大差で負けた試合をこれくらいまで持ってこられる。 選手の成長は目を見張るばかりですし、それを作ってくれたサポーターのみなさん、選手を躍動させてもらったことに感謝したいと思います」