メーガン妃、Netflixの新番組の配信を延期するも炎上 山火事の被災地“視察”に「政治家なの?」の声
今月7日にロサンゼルスで発生、大きな被害を引き起こしている山火事。ハリウッドのイベントのスケジュールに影響したり、セレブがテレビ番組への出演を取りやめたりと、エンタメ界にも影響を及ぼしている。雑誌『ピープル』によるとジェニファー・ロペスもトーク番組などの出演をキャンセル、「ロサンゼルスのコミュニティを支援することに専念する」そう。 【写真】ロサンゼルスの山火事被害にあったハリウッドセレブを総まとめ メーガン妃も大きな決断を下したもよう。1月15日からNetflixと制作した新番組『With Love, Meghan』の配信が始まる予定だったけれど、これを延期することが明らかになった。妃は先週末に声明を発表、「私の故郷であるカリフォルニア州の山火事で影響を受けた人々の支援に集中するため、パートナーであるNetflixが配信開始の延期を支持してくれたことに感謝している」とコメントした。
いつもは炎上しがちな妃。これで批判されることはなくなったはず、と思いきやそうはいかなかったよう。妃は先週1月10日(金)、王子と一緒にパサデナにある避難所の1つを訪問。住民に支援物資や食事を配る作業を手伝った。パサデナのビクター・ゴルド市長は2人が来てくれたことに感動。「素晴らしい人たち、素晴らしい人柄、素晴らしい心だ」とテレビ局のレポーターにコメント、さらに王子のエピソードも披露した。ある男性からドーナツが欲しいと言われた王子は、その場にドーナツがないのを知って10分かけて探しに行ってくれたそう。
しかしこの見学が「視察もどき」と批判を浴びている。俳優で映画監督のジャスティン・ベイトマンは「彼らはアンビュランスチェイサーと同じ」とコメント。アンビュランスチェイサーと呼ばれる、事件や事故を求めて救急車(アンビュランス)を追いかけて事件の関係者に訴訟を起こそうと持ちかけてお金を稼ぐ悪徳弁護士と変わらないとXに投稿している。「写真撮影が目的だ」と反感を露わにしつつ「彼らは被災地の視察をしているの? 彼らは政治家なの?」「彼らは被害を見に来た観光客」とツイートしている。
ちなみにベイトマンのコメントに、王子と妃は気分を害しているそう。ある関係者が新聞「ニューヨークポスト」に「これが単なる写真撮影のためだと思われるのは2人にとって不快なこと」とコメント、カリフォルニアは妃にとって故郷であり観光客ではないと説明している。この主張で批判の声が鎮まるのか、続報を待ちたい。