愛するチームのために…20年ぶり古巣復帰、39歳カソルラの申し出「お金はいらない」
現在、レアル・オビエド(スペイン2部)でプレーする元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、古巣に復帰する際に無償でプレーしたいと申し出ていたことを明かした。英『デイリースター』が伝えている。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」 1984年12月13日生まれの現在39歳は、ビジャレアルやアーセナルなどで長らくプレーし、スペイン代表としても81試合15得点を記録するなど活躍。今季からは、ユース時代に所属したオビエドに約20年ぶりに復帰した。 復帰する際、カソルラは無償でのプレーを申し出たようだが、最低賃金の年俸9万3000ユーロ(約1500万円)を得ているという。英『ガーディアン』によると、「タダでもプレーしたかった」と振り返っている。 「タダでもプレーしたかったが、それは許されなかった。彼らは良いオファーを出してくれたんだ。妻からは『ダメ、ダメ、あなたは稼ぐためにオビエドに行くんじゃない。楽しむため、助けるため、与えるために古巣に帰るんだよ』と言われた」 「僕は代理人に『お金はいらない』と電話したんだけど、最低限の給料と、ユニフォームの売り上げの10%を寄付することが、その夜に決まったんだ」 愛するチームに復帰したベテランは、リーグ戦35試合消化時点で20試合に出場するなど貢献。チームは、残り6試合の状況で昇格プレーオフに進出する6位ヒホンと同勝ち点の7位につけている。