時計ブランド“ベル＆ロス”は、独自の製造プロセスと蓄光技術によってケース全体が青く発光する“BR-X5 BLUE LUM”を発表した。

フランスとスイスのヘリテージを持つ時計ブランド“ベル＆ロス”は、独自の製造プロセスと蓄光技術によってケース全体が青く発光する“BR-X5 BLUE LUM”を発表。世界限定500本を発売する。 【画像】暗闇で光る! ケース、べゼル、文字盤を拡大してもっと見る 昨年登場した蓄光複合素材を用いた腕時計の新たなカラーバリエーションとして発表されたのが、“BR-X5 Blue Lum”だ。ケースには、ベル＆ロスのエンジニアが開発した蓄光複合素材LM3Dをチタンと組み合わせるという前例のない構造を採用し、暗闇で幻想的な青の光を放つ。 41mmケースは、蓄光複合素材であるLM3D とブラックDLCコーティングとマイクロブラスト加工を施したグレード2チタンを交互に使用した多層構造で、堅牢性を失うことなく軽量化を実現。蓄光複合素材LM3Dで成形された二つのシールドの間には、チタンのブロックから削り出されたメカニズムが挿入され、ケース全体から強力なブルーの光を放つことを可能としている。

マットブラックの文字盤には、インデックスと針、3日間パワーリザーブのサブダイヤル、日付け表示がレイアウトされ、スケルトン化された時針と分針にはブルーのスーパールミノバを塗布。反射防止サファイアクリスタル風防を採用することで、クリアなコントラストを実現し、日夜とも最適な判読性を備えている。 ムーヴメントは、ケニッシ社との共同開発によって生まれた自動巻き“Cal.BR-CAL.323”を搭載。スイス公認クロノメーター検定機関（COSC）からの認定が与えられた高精度ムーヴメントには、日付け早送り調整機能も備わっており、時刻に影響を与えることなく日付を修正することも可能。

また、スポーツカーのホイールリムにインスパイアを受けたローターをサファイアクリスタルのケースバックから眺めることもできる。70時間のパワーリザーブと5年間保証も安心して使用できる一因といえる。 ベルトはオープンワークのブラックラバー製に、DLCコーティングされたスチール製のフォールディングバックルの組み合わせ。価格は199万1000円だ。