【オート】川口G2 小椋華恋が佐藤摩弥の女子記録を更新してグレードレース初制覇
「川口記念・G2」(26日、川口) 地元G2初参戦の小椋華恋(25)=川口・35期=が、ハンデ0の1枠から逃げ切り、デビュー2年5カ月17日でレードレース初制覇(女子で2人目)を飾った。優勝は1年4カ月ぶりで2回目。2着には7メートル差でが松尾啓史が続き、3着には佐藤摩弥が入った。 “ミラクル華恋”が大金星を射止めた。3回目G2、地元G2初挑戦の小椋が、3日目から重化された10前のハンデを克服し、先輩たちを尻目に快勝。佐藤摩弥に次ぐ女子で2人目のグレードレース覇者となった。またデビュー2年5カ月17日でのグレードレース制覇は、佐藤摩の女子最短記録を2年5カ月更新した。 「まさか優勝できるとは…。エンジンも初乗りのタイヤもすごく良かったので、8周戦でも落ち着いて乗れました。これから練習してもっと腕を上げていきたい」と華恋スマイル。 この日は弟の小椋藍もスペインでモトGPを優勝。「レース後に聞いてうれしかったです」とさらに笑顔を振りまいた。 今後は6月に飯塚、川口の一般戦を経て、7月24~28日に山陽で開催されるG2・小林啓二杯に出場予定。遠征のG2でどんな輝きを見せるか楽しみだ。