MISAKIがK-1からの刺客チャン・リーにダウンを奪って判定勝ち【SB】
シュートボクシング(SB)の今年最後の大会となる「SHOOT BOXING2023シリーズFinal -Start towards 40th anniversary-」(11月14日、東京・後楽園ホール)で行われた「SB vs K-1」の対抗戦でSB日本女子アトム級王者のMISAKI(TEAM FOREST)がK-1グループからの刺客チャン・リー(K-1ジム五反田チームキングス)に判定勝ちを収めた。 MISAKIは6月のホンヨック・パッサノンジム戦で1RKO勝ちを収めて以来の試合、SB初参戦となるチャン・リーは4月にK-1グループの2度目の女子大会「Krush~RING OF VENUS~」でKAIに判定勝ちを収めて以来の試合となる。 1R、ともにオーソドックスの構え。リーは左手を前に伸ばす普段とは違う構えを見せる。MISAKIはロー、前蹴り、右フック。リーは遠めから右ミドル、前蹴り、右フック、右ストレートを放っていく。MISAKIはカウンターで右を合わせ、リーのあごをはねる。MISAKIは前に出て左ボディー、右フック。リーもロー、ミドルを打ち返すが被弾が目立つ。MISAKIはワンツーから蹴りにつなぐ。
2R、MISAKIのローにストレートを合わせるリー。MISAKIは前に出てパンチを連打。リーはパンチを返し、右ミドルもMISAKIの突進は止められない。MISAKIは前に出て右フックでダウンを奪う。立ち上がったリーになおも猛攻のMISAKI。リーもパンチを返す。MISAKIは右カーフ。リーは強烈な前蹴りでMISAKIを吹っ飛ばす。リーはワンツーの右ストレートをヒット。MISAKIも打ち返し、足を止めての打ち合いに。終盤、リーのパンチがMISAKIの顔面をとらえ始める。 3R、リーが圧をかけるがMISAKIのパンチが先にヒット。そこから連打のMISAKI。リーが鼻血を出す。リーは圧をかけてミドルからパンチもMISAKIも打ち返す。やや組み合う展開が増える。MISAKIは右カーフ、そしてワンツー。リーは右ストレートを狙う。MISAKIはパンチから組みついてヒザ。MISAKIが左ボディー、右ストレートのコンビネーション。リーは左フック、右ストレートをヒット。最後は打ち合いの中、ゴング。 判定は30-27、30-26、30-25でMISAKIが勝利を収めた。