昭和レトロな老舗旅館でお酒のイベント 利き酒もチャレンジ
文京・本郷の老舗旅館「鳳明館・森川別館」(文京区本郷5)で、日本のお酒を楽しむ地域交流イベント「文京◯◯横丁(ぶんきょうまるまるよこちょう)~旅館deお酒を嗜む会~」が11月16日に開催される。築70年の歴史ある建物を舞台に、全国各地の銘酒やクラフトビールを味わえる。(文京経済新聞) 【写真】出店されるお酒 会場となる鳳明館・森川別館は、来年に改築を控えており、昭和レトロな雰囲気を残す貴重な建築物。当日は旅館の客間を利用した9つの出店ブースが設けられ、文京区の地元醸造所「カンパイ!ブルーイング」のクラフトビールや、福島県富岡町の花酵母を使用したクラフトカクテル、和歌山県産クラフトラム酒など、日本で作られた個性豊かなお酒が並ぶ。 イベントの目玉は、大広間で行われる「利き酒チャレンジ」。異なる種類の日本酒を飲み比べながら、参加者同士の交流を深められる。また、中広間は休憩所「河童」として開放され、持ち込んだおつまみの交換会も実施。駄菓子屋やヨーヨー釣りなど、お子様がいる家族連れも楽しめるコーナーも用意される。 主催するNPO法人文京BASE・代表理事の北永久さんは「人と人との交流を生み出す一番の方法は、一緒に何かをつくること。地域住民や学生たちが一緒にイベントをつくりながら交流を深めてほしい。当日は肩の力を抜いて、お酒を飲みながら気楽に楽しんでもらえれば」と意気込みを語る。 時間は13時~17時30分まで。参加費は一般2,000円。申し込みはPeatixで受け付けており、当日の飛び入り参加も可能。
みんなの経済新聞ネットワーク