アメリカの「失業率」からインフレ圧力を読み解くノウハウ
四季報オンライン
テレビでもおなじみ、第一生命経済研究所の首席エコノミスト、永濱利廣さんが「ニュースでよく見る経済統計」をわかりやすく解説するコラムです。(原則隔週配信)アメリカの雇用統計で前回紹介した「 非農業部門の雇用者数 」の次に注目されるのが失業率です。非農業部門雇用者数と同様に労働省が毎月調査し、翌月の第1金曜日に公表します。 足元ではインフレ圧力の急速な高まりにより、債券市場からの資金の引き揚げでアメリカの長期金利が高水準となっており、年内の急速な利上げとFRBのバランスシート縮小が予定されています。こうした中で、アメリカの失業率は金融政策にも大きく影響することから、これまで以上に見逃すことのできない指標となっています。
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永濱 利廣