2位「ライオンの隠れ家」、1位「わたしの宝物」を抜く勢い! 坂東龍汰が名作映画ファンの“批判”も封じた
「今年の秋ドラマは、最近では珍しく視聴率を上げてくるドラマが複数あったり、2ケタ維持のドラマも複数あったりと、なかなか豊作ですね」(テレビ誌ライター) 【写真】柳楽優弥が見せた“バラエティーの顔”は大泉洋も顔負け? そのひとつが、もともと秋ドラマの“ダークホース”だった柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」。柳楽が演じる市役所勤めの洸人と自閉スペクトラム症の弟・美路人(坂東龍汰=写真)が、「ライオン」と名乗る謎の少年(佐藤大空)と出会い、“ある事件”に巻き込まれていくヒューマンサスペンスだ。 「ドラマの内容が発表された当初は、名作映画『レインマン』でダスティン・ホフマンが演じた自閉症のレイモンドを思い出す人が多かった。まだドラマが始まってもいないのに《『レインマン』のダスティン・ホフマンはどうせ超えられない》という内容の書き込みもあったほど。ところがスタート後は多くの視聴者が坂東さんの演技に驚かされる結果となっています」(スポーツ紙芸能担当デスク) ネット上では《みっくん(美路人)役の坂東くん、役のために自閉症について学んできたという演技》《手の動かし方や目の動きなど、凄い》などと、坂東の演技は視聴者が注目するところとなり、今となってはダスティン・ホフマンと比べる声もない。 それと共に視聴率も上り調子に。ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「坂東さんと佐藤大空くん。どちらも素晴らしい演技力ですよね。また、2人の演技を受け止める主演の柳楽さんの役者としての懐の深さにも、改めて感激しました。第5話で遊園地の乗り物に乗るみっくんとライオンを見て、《何なんだよ、疲れるなあ》と洸人がつぶやく。まだ少し戸惑いながらも、2人を家族として大切に思い、愛している心情が短いセリフで見事に表れた名シーンでした」と話す。 柳楽はご存じの通り、撮影当時は12歳という2004年公開の映画「誰も知らない」で鮮烈デビュー。現在34歳ながら芸歴は長く、主演作も多い。エキセントリックな役から、ごく普通の青年まで幅広い役柄を演じてきている。 「2020年公開の劇場版『今日から俺は‼』の卑劣な番長役も印象的でしたね。ナイフを使う前に謎のひと屈伸する動きは柳楽さん自身が考えた動きのようですが、恐ろしいのにチャーミングというまさにワケがわからない男をイキイキと演じていました。あの番長と、優しい洸人が同一人物とはホントに思えない。次はどんな役を演じるのか、毎回楽しみな俳優さんです」(前出の山下真夏氏) 「ライオンの隠れ家」のTverのお気に入り登録数は95万人超え(11日現在)で、秋ドラマの中では2位。放送前はそこまで話題になっていなかった印象だが、実際に放送されると瞬く間に多くのファンを掴んだようだ。 「このドラマがドラマ好きから愛されているのは、とにかく演技がうまい人が揃っているということ。その上、脇役陣の尾野真千子さん、向井理さん、岡山天音さん、柿澤勇人さんらの実力派たちが、まだそこまで目立ってない。第6話以降は怒涛の演技合戦になることは間違いないでしょう。失速せずに最後まで見応えのあるドラマとなりそうです」(前出のテレビ誌ライター) 回を重ねるごとに話題になっている「ライオンの隠れ家」。ひょっとしてお気に入り登録数現在1位の松本若菜(40)主演のフジテレビ木10「わたしの宝物」(105万人超え)を追い抜き、トップに躍り出る可能性もありそうな勢いだ。 ◇ ◇ ◇ 新“共演者キラー”との呼び声高い坂東龍汰の女性遍歴は実に派手なものだ。●関連記事【もっと読む】坂東龍汰、佐藤栞里ゲットした新“共演者キラー”の評判は? 2019年には玉城ティナと交際報道…では、本人のこれまでの交際相手について伝えている。