ウイングバック起用でアシストの相馬勇紀「自分の主戦場でやれている」
6日の北中米W杯アジア2次予選・ミャンマー戦(◯5-0)に右ウイングバックで途中出場した日本代表MF相馬勇紀(カサピア)が9日の練習後、報道陣の取材に応じた。 【写真】「なんと!」「こんなかわい子ちゃんが…」ユニ姿で連番観戦した“美女2人”に脚光 ミャンマー戦では1アシストを記録。昨年11月の前回対戦ではフル出場したがゴールに絡めておらず、「自分の立場的にも結果でしっかりアピールしたかったのもそうだし、アウェーの環境で引いてきた相手を崩したい気持ちがあったので、そこが少しはできてよかった」と前向きに振り返った。 相馬はミャンマー戦の後半17分、DF菅原由勢に代わって右ウイングバックで途中出場。同30分に鋭い切り返しからの左足クロスでFW小川航基のヘディングシュートをアシストしたほか、同38分にも横パスが相手のクリアミスを誘い、これが小川の2ゴール目につながっていた。 相馬にとって日本代表で新たに採用された3-4-2-1のウイングバックは慣れ親しんだポジション。三菱養和SCユース時代にコンバートされ、プロ入り後の名古屋でも担った経験がある。「チームではいま3-4-2-1のシャドーをやっているけど、もともとウイングバックは高校時代にもずっとやっていたポジションではあるので自分の主戦場でやれているなと感じている」。日本代表でのプレーにも不安はない。 また4バックではサイドハーフ、サイドバックの両方で準備を進めており、ポリバレントさも大きな魅力。しかし、ただの便利屋で終わるつもりはない。「いろいろできるので、そこも自分のいいところかなと思うけど、いろんなところができるだけでなく、いろんなところでチームに貢献するパフォーマンスが必要だと思うので、そこを意識ながらやっている」。このまま結果を出し続けながら代表定着を狙っていく構えだ。