児童が間伐体験 森林環境守る大切さ学ぶ 岐阜県高山市
高山市の小学校で間伐を体験する授業が行われ、子どもたちは森林環境を守る大切さを学びました。 この授業は、高山市の清見小学校の6年生が地域の産業を学ぶ学習の一環として初めて行なったものです。 この日は、飛騨高山森林組合など林業関係者ら3人が講師となり、6年生12人が参加しました。 体験授業は学校近くの杉林で行われ、児童たちは育ちの良い杉を未来へ残すため、雪害で曲がった木や虫害などで弱った木の伐採を体験しました。 間伐作業では、高さ約20メートル、樹齢40年前後の2本の杉をチェーンソーやロープなどを使って切り倒し、児童たちもノコギリを使って枝打ちをしました。 続いて樹齢51年、高さ約29メートルの杉を伐採。3メートルほどの長さに玉切りした後、この丸太にロープを縛り付け、人力で引き出す体験もしました。 ※児童 「(木を)切るところとか運ぶことが楽しかったです」 「どれを切るとか決めるのが大変だと感じました」