【巨人】3回に打者15人で12安打11得点など今季NPB最多タイの23安打!今季最多18得点の猛攻で大勝
◆日本生命セ・パ交流戦 巨人18―2ロッテ(4日・東京ドーム) 巨人が3回に打者15人で12安打11得点のビッグイニングを作り、今季最多の23安打18得点でロッテに大勝。先発・山崎伊織投手は6回まで投げ4安打2失点で、戸郷翔征投手、菅野智之投手と並ぶ5勝目を挙げた。 【写真】3回の11得点はセ・リーグ1イニング最多タイの12本の安打で達成 巨人は1回1死からヘルナンデス外野手が死球、吉川尚輝内野手が中前打で続き、1死一、二塁。岡本和真内野手は二飛に倒れたが、腰の張りで西武戦の2試合を休養した坂本勇人内野手が3試合ぶりの復帰戦で左前に先制タイムリー。なおも2死一、三塁から立岡宗一郎外野手が中前適時打を放ち2点目を挙げた。 2点の援護をもらった山崎伊は3回、先頭の岡大海外野手に右前打、小川龍成内野手には追い込みながらファウルで粘られ12球目で四球。バントで1死二、三塁となり、ポランコ外野手の中犠飛で1点。なおも2死三塁から、佐藤都志也捕手に2打席連続ヒットとなる左翼線二塁打を打たれ、同点に追いつかれた。 しかし、同点に追いつかれた巨人がすぐさま反撃。4回、先頭のヘルナンデス、吉川が連続左前打で無死一、二塁とすると、岡本和も三遊間を破る左前タイムリーで続きヘルナンデスが生還。坂本の遊撃内野安打で無死満塁とチャンスを広げ、立岡が2打席連続タイムリーとなる中前打で4点目。 なおも無死満塁から岸田行倫捕手が右前適時打、泉口友汰内野手も右前タイムリー、さらに先発の山崎伊織投手も左前打適時打、丸佳浩外野手も左前打を放ち、この回無死のまま球団記録(1996年7月9日の広島戦)に並ぶ9者連続ヒットでロッテの先発・小島和哉投手をノックアウト。 2番手で二保旭投手が登板し、ヘルナンデスは空振り三振に倒れたが、巨人打線の勢いは止まらず、吉川はこの試合3本目のヒットとなる投手強襲適時打、岡本和も2打席連続タイムリーとなる左前打、坂本は押し出し四球、立岡は3打席連続ヒットとなる左前2点適時打で2点を追加。この回、打者15人攻撃、12安打で11点を挙げた。1イニングでの12安打はセ・リーグ最多に並ぶ記録。 巨人は7回に追加点。ヘルナンデスが左前打、吉川はこの試合4本目のヒットとなる中前打で続き無死一、二塁。ここで岡本和は左翼線に二塁打を放ち2点を加えた。8回にはヘルナンデスが3ランを放って猛攻を締めくくった。
報知新聞社