【プレビュー】注目はエースの初ゴール。大迫勇也が神戸を開幕連勝に導くか、細谷真大が柏に初勝利を届けるか| Jリーグ
【Jリーグ・プレビュー】明治安田J1リーグは3月1日から3日にかけて第2節が開催。ノエビアスタジアムではヴィッセル神戸と柏レイソルが対戦する。
ヴィッセル神戸と柏レイソルが、ノエビアスタジアムで激突する。神戸がホームで開幕連勝スタートを飾るか、柏がアウェイで今季初勝利を挙げるか、勝点3をかけた熱き戦いが繰り広げられる。 王者・神戸が好発進を切った。昇格組のジュビロ磐田のホームに乗り込んで戦った開幕戦は、汰木康也と佐々木大樹が1ゴールずつを奪い、守っても無失点で抑え快勝。力の差を見せつける90分となった。 チームスタイルもメンバーも初のリーグ優勝を果たした昨季をベースに、前線では攻守のキーマンである武藤嘉紀の不在を感じさせなければ、中盤では新加入の井手口陽介が安定したパフォーマンスを披露。今季もインテンシティー高く、隙のない戦いぶりは健在であった。 そんな姿を楽しみに待つホームのファン・サポーターの前で戦える今節は、連覇を狙う上で絶対に落とせないゲームになる。試合開始から終了までピッチ上の全員がハードワークを徹底できるかがポイントと言っていい。 また、昨季の得点王である大迫勇也の今季初ゴールにも期待。ホーム開幕戦でエースに一発が生まれれば、一気に波に乗れるだろう。 17位に終わった昨季からの巻き返しを誓う柏は、京都サンガと開幕戦を戦った。マテウス・サヴィオのビューティフルゴールで先制するところまでは良かったが、細谷真大がまさかのPK失敗。後半アディショナルタイムに同点ゴールを食らい、土壇場で勝点2を取りこぼす結果となった。 それでも、今季も細谷とマテウス・サヴィオのホットラインは健在で、この二人が攻撃の要であり、エースであることに変わりはない。手堅い神戸に対して、19番と10番を中心にいかにこじ開けにかかれるかが、勝敗を左右しそうである。 我慢の時間は長くなるかもしれないが、守備陣は粘り強く戦いながら無失点を貫き、訪れる決定機で確実に仕留めたい。