鹿児島4区は大隅・熊毛地域と霧島市です。 自民党・前職で8期目を目指す森山裕さんと、社民党・新人の山内光典さんの2人が立候補しました。厚い保守地盤の4区。自民党・前職に、社民党・新人が挑む構図となっています。 【写真を見る】衆院選走る候補・鹿児島4区　前職・森山氏に新人・山内氏が挑む ■森山裕候補　自民・前（7） （第一声）「今後も政策は現場にあるという気持ちで頑張っていきたい」 自民党・前職の森山裕さんは、鹿屋市出身の79歳です。 公示日は自民党幹事長として地震や大雨で被災した能登半島に選挙応援に入り、鹿屋市で開いた出陣式には事前収録した動画で支援を訴えました。 （森山裕候補）「鹿児島が我々の地域が大きく変わろうとしている。食糧安全保障に責任を持たなければならない地域になった。この選挙は森山ひろしにとっても極めて厳しい戦い、なんとしても勝ち抜かなければならない」 出陣式には、推薦を受ける公明党や自民党の友好団体の関係者らが出席し、組織戦で臨んでいます。 （全国農業協同組合中央会　山野徹会長）「地元の声を大切にしてくれる。速やかに国政に反映し実現してくれる、大変ありがたく感謝している」 公示日前の週末に1日だけ地元に戻り、地盤を引き継いだ山中貞則さんと、二階堂進さんの墓前に手を合わせた後、農業が盛んな「大隅、霧島、熊毛の元気が日本の未来を開く」と訴えました。 選挙期間中も1日地元入りする予定で、支持基盤の強化を進めます。 （森山裕候補）「日本の食文化は非常に豊かだと思うので、観光振興を図るということが大事だし、鹿児島にはそういうコンテンツがたくさんありますから、そこを少し日を当てていくことが大事だと思う」 ■山内光典候補（社民・新） （第一声）「自公政権を終わらせ、新しい政治をつくっていく」 社民党・新人の山内光典さんは、西之表市出身の73歳です。 西之表市の税務課などおよそ40年勤務した後、現在は馬毛島の自衛隊基地整備に反対する市民団体の会長を務めています。県内で唯一となる社民党の公認候補で、連合鹿児島から推薦を受けています。