五輪閉会式、トム・クルーズの「大ヒット映画」風演出で会場大盛り上がり。閉会式の忘れられない瞬間をプレイバック
歴史的勝利や感極まる場面など、いくつものドラマが生まれたパリオリンピックがついに幕を閉じた。素晴らしい開会式でアスリートたちを歓迎した2週間前と同じく、閉会式もまた、見事な演出だった。 【動画】トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル』風登場シーンはみどころ! 今回の閉会式には100人以上のアクロバットパフォーマーやダンサー、サーカスアーティストが参加しパフォーマンスを披露。その他にもビリー・アイリッシュ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、スヌープ・ドッグなど有名ミュージシャンの登場も注目を集めた。 そんなパリ五輪閉会式の忘れられない瞬間をここにまとめてみた。
アスリートたちが『We Are the Champions』に合わせて踊る
フランス国家『ラ・マルセイエーズ』が演奏されると、アスリートが2人ずつ、代表する国の国旗を持ってスタジアムに入場。日本は槍投げの北口榛花選手とブレイキンの半井重幸選手が登場した。 それに続いて、他の選手たちも順に登場。それぞれが戦い抜いた、2週間の熱き時間をふり返りながら、メダルを勝ち取った選手はその重みを首に感じながら、クィーンの『We Are the Champions』に合わせて、歌ったり踊ったりしながらスタジアムへと入場した。
ビリー・アイリッシュが『Birds of a Feather』を歌唱
最年少グラミー賞歌手ビリー・アイリッシュが、シングル『Birds of a Feather』を披露。お馴染みのバギーなスタイルながら、チームUSAのカラーに合わせてラルフ・ローレンのルックで仕上げていた。
トム・クルーズが『ミッション:インポッシブル』スタイルのスタントで登場
トム・クルーズが彼にしかできないスタイルでオリンピック旗をロサンゼルスに届けた。トムはスタッド・ド・フランスの屋根から飛び降りると、バイクにまたがり、スタジアムの外へと風を切って旗を運んだ。 そこからは事前に録画した映像に切り替わり、『ミッション・インポッシブル』スタイルのトムが魅力満点に会場の注目を集めた。パラシュートでロサンゼルスの地に降り立つと、特殊なツールを使って有名なランドマーク、“Hollywood”の看板に何やらカラフルな布地を貼り付ける。すると、2つの”O“の字に3つの丸を付け足して、五輪マークを完成させた。
イスルトの『マイ・ウェイ』で閉幕
閉会式の最後のセクションで中継がスタッド・ド・フランスに切り替わると、フランスのシンガーソングライター兼モデルのイスルトが『マイ・ウェイ』を力強く熱唱。イスルトはディオールの黒いベルト付きジャケットとお揃いのスカートを着用し、シックなハットと黒のグローブ、輝くハート型のイヤリングをアクセサリーに選んでいた。 歌が終わりを迎え、イスルトの最後の声が響きわたると、スタジアムの上には大きな花火が打ちあがり、パリオリンピックの閉会を華々しく告げた。
From Harper's BAZAAR.com