医療従事者として何かの役に…看護師男性、定年目標に決意のヘアドネ 妻と娘も協力、3年かけて有言実行「いい記念になった」
鹿児島県曽於市大隅町月野の看護師、中崎隆一さん(59)と妻章子さん(53)、娘の理子さん(23)の親子が、医療用ウィッグ(かつら)用に3年前からそれぞれ伸ばしてきた髪を24日に切った。かつらを扱う県外のNPO法人に寄付する。 「病気の子のために」…姉妹2人で”誓い”のへアドネ、計1.7mに伸びた髪ばっさり 志布志高2年・岩切智音さん、志布志小4年・寧音さん 志布志市
隆一さんが、医療従事者として何か役に立ちたいと定年の日を目標に一念発起。初めは戸惑いもあったという章子さんと理子さんも協力することにし、親子そろって伸ばし始めた。 髪を守るためにシャンプーやオイルなどに気を使い、隆一さんは髪を束ねていたという。 35~50センチになった髪を切って、「一区切りついて満足」(隆一さん)、「いい思い出になった」(章子さん)、「みんなで頑張ってよかった」(理子さん)。3人はほっとした表情を見せた。
南日本新聞 | 鹿児島
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