御嶽海、前日のけが押し強行出場 白星ならずも「いい感じで集中に入れた」と好感触【大相撲九州場所】
◇16日 大相撲九州場所7日目(福岡国際センター) 前日にけがをした御嶽海が左肩の亜脱臼と左腰からお尻の打撲を押して強行出場。隆の勝に寄り切られ2敗目(5勝)を喫したが、8日目に向けて「明日のために備えたい」と気持ちを入れ直した。 けがをした6日目の取組後は救急車で病院へ搬送された。この日の朝も痛みはひどく、「お尻から腰にかけて力が入らなかった。起きたときは出る気がなかった」と休場も頭をよぎった。 ただ、「地方で待っててくれるお客さんもいるわけですから」と治療をして痛み止めを飲み、腰からお尻をテーピングでグルグル巻きにして出場した。 白星には結び付かなかったが、「いい感じで集中に入れた」と8日目につながる感触を得ることができた。患部は温めた方がいいとのことで「治療に行って、温泉か銭湯に行って備えたい」と前向きに話した。
中日スポーツ