玉川徹氏 「SHOGUN」の次回作のため「日本側の規制をドンドン撤廃しないと」
コメンテーターの玉川徹氏が7日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜、午前8時)に出演し、ゴールデングローブ賞を受賞した「SHOGUN」の次回作の撮影のため規制緩和を呼び掛けた。 番組では第82回ゴールデングローブ賞で主演男優賞を受賞した真田広之や助演男優賞に輝いた浅野忠信の快挙を取り上げた。真田は受賞時に「SHOGUN」が7割が日本語で英語字幕が表示されていることに「大きな賭け」だったとし、今回の受賞で「『SHOGUN』は言葉の壁を破ったのです」と話している。 玉川氏は、「言葉の壁を破った」というタイミングが「コロナを機になんですよね」と解説。ラジオ番組で、Amazon Originalドラマ「沈黙の艦隊」を制作した早川敬之氏との話を紹介し、「早川さんって方にラジオでお話を伺ったんですけど、日本のコンテンツがいけるんだ」と言っていたという。その理由が「字幕の壁が崩れたのはものすごく大きいんだと、アメリカの視聴者の人たちが、英語じゃなきゃダメというのがなくなった」ということだ。 玉川氏は「これからはそれぞれの地域でおもしろいものを、字幕でアメリカの人たちが見るから、むしろ日本で、日本の我々が面白いと思うのを見たいという形に変わってきた」と話し、「日本ってIP(知的財産)の宝庫だって言うんですよ、マンガがこれだけ日本にあるわけでしょ、それを全部、原作化できるわけですよ。IPの宝庫なので、これからは日本のコンテンツ産業がどんどん伸びていく時代だって言ってました」と紹介した。 日本のコンテンツが受け入れられる大きなきっかけになるのが「SHOGUN」の受賞と話し、「真田さんは次、日本で制作したいって言ってますよね、日本でやりたいって。日本側の規制をドンドン撤廃しないと」と次回作の制作に期待を寄せた。
東スポWEB