秋季高校野球九州大会の組み合わせ

　第１５５回九州地区高校野球大会（２６日～１１月１日・大分）の組み合わせ抽選会が１８日、大分市で行われ、１６校の対戦相手が決まった。全校１回戦からで、長崎県勢は県大会優勝の海星が有明（熊本２位）と第２日第１試合（２７日１０時・佐伯中央病院スタジアム）で、準優勝の壱岐は専大熊本玉名（熊本１位）と第１日第２試合（２６日１５時４５分・別大興産スタジアム）で顔を合わせる。 　今大会の成績は来春の選抜大会（甲子園）出場校選出の重要資料となる。海星は春季を含めて２季ぶり４７度目、壱岐は初の九州大会。九州勢の選抜出場枠は４校で、今大会で４強入りすれば有力となる。海星は２０２３年以来、壱岐は初の春切符獲得を目指す。 　優勝争いは混戦模様。今夏の甲子園で４強入りした神村学園（鹿児島１位）、２年連続で選抜出場を目指す明豊（大分１位）、ハイレベルな予選を勝ち抜いてきた西日本短大付（福岡１位）などが中心か。海星、壱岐は守備からリズムをつかみ、持ち味の攻撃へつなげられるかが上位進出へのカギになりそうだ。