“引き込まれた”…主演・水川あさみが黒い闇に迫るサスペンスドラマ、第1話がTVerで配信<笑うマトリョーシカ>
水川あさみが主演を務める金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)第1話が6月28日に放送。民放公式テレビ配信サービスTVerでは、第1話の配信を開始した。 【写真】櫻井翔“清家”を不審に思う水川あさみ“道上”<笑うマトリョーシカ> ■人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス「笑うマトリョーシカ」 本作は早見和真の同名小説が原作の、人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンスドラマ。印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集める若き政治家・清家一郎(櫻井翔)と、高校時代の同級生で秘書の鈴木俊哉(玉山鉄二)の奇妙な関係に違和感を覚えた新聞記者・道上香苗(水川)が、2人を取り巻く黒い闇に迫る物語。 水川、櫻井、玉山のほか、丸山智己、和田正人、渡辺大、曽田陵介、青木柚、西山潤、渡辺いっけい、加藤雅也ら豪華キャストが出演する。 ■「最高にゾワゾワした」スリリングな物語に反響の声 第1話が放送された後、野望と失脚、陰謀と裏切りなどスリリングな物語の展開にSNS上では「最高にゾワゾワした」「奥が深そう」「引き込まれた」「話の展開が面白い」「あっという間に終わってしまった」「不思議な不気味さ」「来週も楽しみ」などの反響の声が寄せられている。 7月5日に放送された第2話では、道上の部屋に何者かが侵入し、BG株事件に関する兼高の資料や取材ノートが盗まれてしまう。道上は鈴木に対する疑惑を深めていく。なお現在「TVer」では、配信限定のインタビュー、ダイジェスト、現場リポート動画を配信中。 ■第1話見どころ※ネタバレ含む 2022年、厚生労働大臣として初入閣した清家(櫻井)。道上(水川)は、そんな彼の自叙伝の取材で、清家の地元・愛媛県を訪れていた。取材中、かつて社会部の敏腕記者だった父親・兼高(渡辺いっけい)から珍しく連絡があった。「いま調べていることがあって…」と話す父のもとに突然車が突っ込み、父は帰らぬ人となってしまう。 父の遺品から28年前に兼高がスクープした贈収賄事件「BG株事件」についての資料を見つけた道上。当時、政治家の関与が疑われたが、起訴されたのは官僚と不動産開発会社の社長・宇野耕介(河野達郎)のみ。父は本事件のことを調べ直していたようで、最新のノートには「宇野の息子は鈴木(玉山)ではないか」との書き込みがあった。 清家の単独取材に成功した道上は、鈴木が宇野の息子であることを知っていたか、と清家に問うとともに、鈴木に対しては、父からの取材依頼に応じるとしながら事故死した場所に来るよう指定したのは鈴木本人である、との証拠も見せた。しかし、鈴木にはうまくかわされてしまう。 鈴木が清家を裏でコントロールしているのは明白だと考えた道上は、彼が清家を操って何をしようとしているのかが分かれば、父の事故の真相も見えてくるのではないか、と考える。 そんな中、突然清家から連絡があり、指定された料亭に向かった道上。清家曰く、このことは鈴木には言っていないらしい。「あの鈴木をあそこまで追い詰めたのは、僕が知っている限り、あなたが初めてです。それで、ぜひ道上さんと話がしたいと思ったんです」と、呼び出した意図を述べた。彼とさまざまな話をしたあと、清家から「これからも、僕を見ていてくださいね」と意味深に言われるのだった。 その後、道上のもとに何者かから大学時代の清家が書いた論文が届く。これを送ってきたのは清家本人であり、彼なりのSOSではないか?鈴木が清家を利用して自分の野望を叶えようとしている?と謎が深まる。さらに清家は、料亭で道上が話したばかりの「親族里親制度の拡充」を定例会見で提言するのだった。 ※兼高の高は正しくは「はしご高」