バスケ日本代表の河村勇輝選手

◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンドE組 日本-オーストラリア(29日、沖縄アリーナ) 【画像】若き司令塔・河村勇輝　「クイックネスで世界の誰にも負けないように準備する」 1次ラウンド第2戦でヨーロッパの強豪・フィンランドを大逆転で破った日本。歴史的勝利から一夜明けた28日、日本代表は第3戦のオーストラリア戦に向け練習を行いました。 報道陣に公開されたのは最後の個人練習だけでしたが、選手たちは時折笑顔も見せながらシュートを打つなど、リラックスした中で練習を行いました。フィンランド戦の第4クオーターに3ポイント4本を決めるなど25点の活躍を見せた代表最年少の河村勇輝選手は、動きの中で3ポイントシュートを打つ確認を行い、東野智弥技術委員長が練習相手としてスクリーナー役をやったりパスを出したりしていました。

オーストラリア戦へ向け練習を行う河村勇輝選手

現在、アジアからの出場国で勝利を挙げているのは日本のみ。オーストラリア戦に勝てば日本代表の目標『アジア1位になってパリ五輪出場権の獲得』が大きく近づきます。 河村選手は、「普通に戦っても厳しい戦いになるというのは分かっている。フィンランド戦の第4クオーターであったり、後半のようなバスケットを40分間やり続けることが大切になってくると思う。一人一人が100％以上の力を、試合に出たときに最大限発揮して、自分たちが持ってる以上の力を出す準備をしておくことが大事かなと思う」と語り、「明日は絶対に勝ちにいきます」と強い意気込みを見せました。