大相撲初場所千秋楽で優勝力士のパレードに華を添える新型センチュリーのパレードカーが誕生
世界に1台のパレードカー
大相撲の千秋楽後に、幕内最高優勝力士を乗せてお披露目する優勝パレード。2025年に日本相撲協会設立100周年を迎える大相撲の晴れ舞台に、世界に1台の新型センチュリー・パレードカーが選ばれ、お披露目された。 【詳しく画像を見る】豪華なお披露目会 会場には、第69代横綱・白鵬の宮城野親方と、第62代横綱・大乃国の芝田山親方が登壇。トヨタ自動車の豊田章男会長がエスコート役を務める、なんとも豪華なお披露目会となった。 もともとはクラウンのパレードカーを用意していたという豊田章男会長だが、大相撲ファン感謝祭で宮城野親方から「トヨタの最高の車、センチュリーがいい」という一言が新型センチュリーでパレードカーを作るきっかけになったという。
後方の高い位置に力士が2名(左席が優勝力士、右席が旗手)乗車するため、後輪部分が沈みこまないように脚周りの調整を重ねるなど、制作には困難もあったようだが、豊田章男会長は「相撲という国技に新たな物語を作っていく新しいセンチュリーとなっていきたい」と語った。 新しくパレードカーを務める新型センチュリーを初めて目にした芝田山親方は、自身が優勝した時、杉並の部屋にパレードカーで帰還した、今でも忘れられないという思い出とともに、「優勝力士の存在感にふさわしいクルマ、もう一回まわしを締めたいくらいですよ」と感激の様子だった。
新パレードカーの製作構想から関わっていた宮城野親方は、「もう乗れないのが残念」と完成した新パレードカーと初対面した喜びを表現しながら「相撲という伝統文化とトヨタの誇る日本を代表するショーファーカー、センチュリーとともに世界へ羽ばたきたい」と意気込みをのぞかせた。 新型センチュリーのパレードカーは、1月28日(日)の大相撲初場所千秋楽に優勝力士を乗せて登場するので、ぜひチェックしたい。
<文/CGP編集部>