50歳で死去の門倉有希さん闘病 乳がんは男性も罹患、Bro.KORNは1月に左乳房切除手術
「ノラ」などの楽曲で知られる歌手の門倉有希(かどくら・ゆき)さんが6日に乳がんのために亡くなっていたことが7日、分かった。50歳だった。所属事務所が発表した。事務所によると、19年2月に乳がんが発覚し5年4カ月間も闘病していたという。 【写真】逝去した門倉有希さん 乳がんは乳腺の組織にできるがんで、男性女性ともに多くは乳管から発生する。乳がんの罹患(りかん)率は基本的に年齢が上がるにつれてリスクが高くなるが、他のがんとの大きな違いは、比較的若い年代でも罹患する可能性がある。 乳がんに罹患すると多くの場合、乳房にしこりができる。他にも、乳房にえくぼやただれが発生する、左右の乳房の形に差が出る、乳頭から分泌物が出るなどの症状が見られることもある。 芸能界では、「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」などで知られる歌手太田裕美(69)が今年4月に乳がんの治療専念を発表。ステージ2の乳がんを患っていることを公表していた歌手のBro.KORN(ブラザー・コーン、68)は今年1月に左乳房切除手術終え、現在は仕事復帰している。