【バレー】苦しみながらも共栄学園高に勝利した筑波大と、東京女体大、青山学院大がファイナルラウンドの切符を獲得 皇后杯関東ブロックラウンド
青山学院大 秋季リーグ優勝の勢いそのままに完勝でファイナルラウンドへ
秋季リーグ戦での優勝から約1週間で臨んだ関東ブロックラウンドでも、強さを発揮した。Cグループの代表決定戦では日本体大をサーブで崩してペースをつかむ。第1セットは秋季リーグの後半戦から起用されている1年生の土橋由里子が、第2セットでは4年生オポジットの髙橋美鈴が得点を重ね、主導権を握ったまま試合を進めた。秋山美幸監督が「自分たちで流れを渡してセットを落とさないように挑んだ」と話したとおり集中力を切らさず、見事に勝利を収めた。 「泥臭く、相手をほんろうするバレーを掲げている」(髙橋)という青山学院大は、この勢いのまま全日本インカレ、そしてファイナルラウンドへ向かっていく。秋山監督の理想は「誰が出ても『青学』のバレーができる」こと。集大成に向けて、さらにチームを仕上げていきたい。 ※土橋の土の字は土の右上に点がつく異体字 【試合結果】 Aグループ代表決定戦 筑波大 2(25-16,25-22)0 明海大 Bグループ代表決定戦 東京女体大 2(25-21,25-20)0 日本大 Cグループ代表決定戦 青山学院大 2(25-17,25-16)0 日本体大
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