石原貴洋が実話ベースに描いた「大阪カジノ」東京で1週間限定上映、木原勝利ら出演
石原貴洋が監督を務めた映画「大阪カジノ」が大阪での先行上映を経て、東京・K's cinemaで4月20日から1週間上映されることがわかった。 「大阪外道」「大阪少女」「大阪闇金」など、大阪のバイオレンスな世界を撮り続けてきた石原。実話をベースとした今作では、野心家だが泣き虫の経営者・杉村が、父親から継いだ倒産寸前のパチンコ店をいかにして立て直したかが描かれる。木原勝利が実在する経営者Hをモデルにした杉村、大宮将司が杉村を支える垣内、橘さりが杉村の妻・優子を演じた。海道力也、藍海斗、堀江祐未、平宅亮、川上茉緒、岡祈里、福山俊朗、パラゴンつよし、ひと:みちゃんもキャストに名を連ねる。 石原は「大阪映画として思うもの全てを入れました。石原映画印ともいえるアウトロー的な怖い人が登場したり、その真逆の存在である純粋な子供が登場したり、温かい食卓のシーンがあったりと、てんこ盛りです。そのボリューム感を楽しんで頂けたらと思います」とコメントした。 ■ 石原貴洋 コメント 近年の日本映画は非常に個人的な内面的な映画が増えすぎていると感じていまして、時代に逆行してでも大きな野望を持った男の話をやりたい、目標が目的がハッキリと明確にある強いキャラクターを生み出したい、という願望が数年前からありました。そんな時に大きな野望を持って生きてきたモデルとなる経営者さんと出会ったので一気に映画化へと動き出しました。 大阪映画として思うもの全てを入れました。石原映画印ともいえるアウトロー的な怖い人が登場したり、その真逆の存在である純粋な子供が登場したり、温かい食卓のシーンがあったりと、てんこ盛りです。そのボリューム感を楽しんで頂けたらと思います。