テンダラー30周年記念公演開催に白川「完璧な体で」浜本「楽しみながら」 米国・ロス公演も
人気漫才コンビ・テンダラーが12日、吉本大阪本社で「テンダラー結成30周年記念公演」の会見に出席した。 白川悟実は「30周年ということで、万全でできるように、人間ドック、ペット検査など全部受けてきました。完璧な体になったので頑張ります」と抱負。6月28日に大阪・なんばグランド花月(NGK)でスタートし、8月24日に広島、9月19日には米国・ロサンゼルス、10月12日に名古屋、12月13日に東京・浅草公会堂を回り、12月25日に再びNGKでフィナーレを迎える。浜本広晃は「いや、本当によく30年やってこれたなと思いました。それをかみしめながら、楽しみながらやりたいと思います」と笑顔を見せた。 10年前にも米国で公演をしたが、前回は米国人相手に。今回は在米の日本人を前に漫才を行うという。浜本が「藤川球児さんのエージェントをされていた方がロス在住で、ちょうど飲もうよという話しになりまして、サポートできることがあればしますよって言って下さったので実現しました」と感謝した。白川は「ロスにはたむらけんじさんもいるので、宿泊代も浮くかな」と便乗した。 30年間を振り返り、漫才に対する姿勢について浜本は「毎年NGKでイベントをやらせてもらって、その都度ネタも作るんですけど、毎回ほんま難しいなと思いますね。正解がわからない」と明かした。また、2004年を最後にM―1グランプリの出場資格が無くなってからの6~7年の間も、単独ライブを欠かさずやってきたことを挙げ「THE MANZAIで(ビート)たけしさんに『面白い』って言ってもらえて、6~7年は無駄じゃなかったなって思えました。2015年には上方漫才大賞も取れましたし」と、真剣に向き合ってきた結果を素直に喜んだ。 改めて30周年を迎えたことについて白川は「まず30周年迎えているとは思っていなくて、迎えていることにすごいなと思っています。あっという間というか、今でもちょっと不思議です」と驚きの表情。浜本は一般女性との不倫で文春砲を浴びた過去もあるが「ああいうの乗り越えて、ようやってこれたな、それが一番ですかね」と笑いを誘った。
報知新聞社