覆面パトカーとトラックが衝突 広島県三原市の山陽道 速度超過の車両を追跡中
13日午後4時5分ごろ、広島県三原市本郷町船木の山陽自動車道本郷インターチェンジ(IC)―三原久井IC間の上り線で、広島県警高速道警察隊の男性巡査長(31)が運転する覆面パトカーと廿日市市の運転手男性(21)のトラックが衝突した。 【写真】トラックと衝突し、前部が大破した覆面パトカー(目撃者提供)=画像の一部を修整しています 同隊によると、パトカーは緊急走行中で、けが人はいなかった。巡査長は道交法違反(速度超過)容疑の車両を追跡するため、赤色灯をつけて時速約160キロで追い越し車線を走行していた。パトカーの助手席に乗っていた男性巡査部長(37)は「走行車線から追い越し車線へ進路変更したトラックと接触した」と話しているという。 パトカーは前方の車両の速度を計測するため、道交法施行令に基づき、サイレンは鳴らしていなかった。石樵洋典副隊長は「原因を究明し、適切に対応する」としている。
中国新聞社