杉本裕太郎（C）産経新聞社

7月9日～10日に開催されるパ・リーグの見どころを紹介。 埼玉西武ライオンズ対北海道日本ハムファイターズ 3連敗中の西武は源田壮亮が8試合連続ヒットと調子を上げてきた。前の試合では猛打賞を記録するなど2試合連続で複数安打中。キャプテンとして打撃でチームを引っ張りたいところ。4連敗中の日本ハムは金村尚真に連敗ストッパーを託す。金村は6試合連続でQSを達成と安定している。6月25日の西武戦でも7回1失点の好投を見せた。チームの悪い流れを断ち切る投球ができるか。 千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス 5連勝中のロッテは藤岡裕大が7月に入ってから5試合で打率.471（17-8）、OPS1.056と好調。このカードでもチームを牽引する打撃を見せたいところ。3位オリックスと0.5ゲーム差の4位につける楽天は辰己涼介が3試合連続複数安打と好調。ここ3試合は12打数7安打と手が付けられない。上位浮上を目指すためにもこのカードでも爆発に期待がかかる。 オリックス・バファローズ対福岡ソフトバンクホークス 3連勝中のオリックスは杉本裕太郎が直近5試合で3本塁打、7打点と好調。このカードでも長打力を発揮しチームを勝利に導くことができるか。ソフトバンクは守護神のオスナが登録を抹消されている。そのためにも先発投手陣は少しでも長いイニングを投げたいところ。初戦の先発を任された有原航平はQS率92.3％でここ3試合はいずれもHQS（7回以上自責点2以下）と安定感抜群。この試合でも長いイニングを投げ勝利に貢献することに期待がかかる。