小学校で『防災給食』体験

小千谷市立千田小学校。児童が配膳していたのは『防災給食』です。パックごはんやカレー・缶詰と乾物を使った缶乾サラダなど、すべて備蓄できる食品です。 【動画】【中越地震から20年】小学校で『防災給食』体験：災害への備えと意識を育む【新潟・小千谷市】 『防災給食』は、中越地震を経験していない世代に災害時の環境や食事の状況を体験してもらおうと10年前から実施されていて、23日は小千谷市内の小・中学校など合わせて14校で提供されました。 ■6年生男子 「いつものよりも100倍おいしい。(Q.もし地震が起きたらどうする？)とりあえず机の下に隠れて、外にいたら安全な場所に逃げて冷静な判断をしたい。」 ■6年生女子 「おいしいです。(Q.家ではどんな防災対策をしている？)防災リュックにご飯などを入れたりしている。」 教室では、小千谷市の宮崎悦男市長も給食を試食。防災食の進化を感じていました。 ■小千谷市 宮崎悦男市長 「実際の20年前の食事よりも格段においしく感じる。子どもたちは、中越地震を経験していない世代になるが、このような授業を通して防災意識や生きる力を身に付けてもらいたい。」 食事の後には、児童が防災給食を通して学んだことを発表しました。 ■6年生女子 「地震とかの災害が起きた時には食事が1番大事だと思うので、今日みたいなご飯を食べるために、備蓄などをこれからもちゃんとやって備えていきたい。」