1軍への”推薦“も…?巨人、ファームでは好成績を残す選手(6)2軍で無双しても”出番なし“!?
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格するには、二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められる。また、若手選手にとっては今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもある。ここでは今季ファームで躍動している読売ジャイアンツの選手を紹介したい。(※今季成績は9月25日時点)
山田龍聖
・投打:左投左打 ・身長/体重:183cm/82kg ・生年月日:2000年9月7日 ・経歴:高岡商 - JR東日本 ・ドラフト:2021年ドラフト2位 ドラフト2位と高い評価を受けてプロ入りしたが、ここまで一軍登板経験がない山田龍聖。プロ3年目の今季は二軍で圧巻の数字を残しているが、一軍デビューには至っていない。 高岡商時代には、3年夏の甲子園で大阪桐蔭から11奪三振を記録し、大きな注目を集めた山田。JR東日本を経て、2021年ドラフト2位で読売ジャイアンツに入団した。 即戦力と期待されたが、ルーキーイヤーは制球難に陥り、二軍で9試合登板、0勝2敗、防御率8.69と苦しんだ。 昨季は制球面での課題が改善され、18試合の登板で3勝0敗、防御率2.48の好成績を残したが、夏場に左肩痛で離脱。一軍昇格がないままシーズンを終えた。 それでも今季は、ファームで28試合に救援登板し、2勝2敗、防御率1.78、奪三振率10.30と無双状態だ。 一軍ではチームが優勝争いの真っ只中にいるが、今季中に一軍昇格のチャンスを掴みたいところだ。
ベースボールチャンネル編集部