青山新、八代亜紀さんの名曲を歌い継ぐ「泣かずに歌い切りたい」 宣言通り涙こらえる
歌手の青山新が7日、東京・中央区の日本橋三井ホールでデビュー5周年記念コンサートを行った。 恒例となったコンサートに青山は「デビュー直後にコロナ禍もあって、最近になってひとつひとつ夢をかなえられ始めている。本当に大切な今まででした。今回も培ってきたものを全て歌にぶつけたい」と目を輝かせた。公演では600人を前に24曲を披露した。 昨年12月30日に急速進行性間質性肺炎のため死去した歌手・八代亜紀さん(享年73)に多大な影響を受けて歌手を目指した青山。コンサートでは、昨年撮影された青山の誕生日を祝福する映像が流され、八代さんの名曲「愛を信じたい」も歌唱した。 本番直前のリハーサルでは、八代さんと幾度も共演した思い出が頭を駆け巡り、号泣しながらの歌唱となった。青山は「本当に八代亜紀さんが大好きでこの世界を志した。訃報を聞いてから、今まで以上に八代さんの楽曲を聴いている。八代さんのスタッフさんから歌い継いでほしいとおっしゃってもらった。泣かずに歌い切ることが歌い継ぐということ。本番では泣きません!」。本番では宣言通りに涙をこらえて歌い切った。 公演では、青山初の祭り歌「女がつらい 祭新盤(さいしんばん)」を6月12日に発売することも発表した。
報知新聞社